くちびるに歌を

くちびるに歌を

散らぬ牡丹の一つでいい。君の胸を打て。

マタ・ハリについて〜初見〜

良いものを見たー!!!!!!!

となったので、取り急ぎ。短めですが、感想を記しておきます。

 

マタ・ハリ
・世界史を習っている人間なので、「え、マタハリの舞台ってWW2のフランスなの、、?もしかして、もしかしなくても、最悪な展開になるんじゃないんですか、、、???」ってなってたんですが、実際に最悪の展開になりましたね、、、
・なんか、男性を誑かす女性という描き方ではなく、ただただ真っ直ぐ生きた強い女性という表現の仕方にすごく好感が持てた。
・ダンスも歌も素敵だった。
・最後の笑顔がまた、、、涙ものですよ、、、
・カーテンコール、柚希さんめちゃくちゃ可愛かったです、、、りょんくんと手を取りあって帰っていった、、、

 

ラドゥ大佐
・これが!!!!!!!!!!!!!!!噂の!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!おうちラドゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
・2年前に和樹ファンの友達に連れ立ってめちゃくちゃ和樹さんの舞台を見てきたことがめちゃくちゃ役に立った上、和樹さんがより好きになりました。
・ねっとり歌っていたかと思えば、いきなりがなる声に変化するの、めちゃくちゃ凄くないですか??どうなってるんだ、、、
・ラドゥも戦争の犠牲者といえば、そうなんですよね。マタハリを裏切る決断をした後の、ストンとした真顔が怖くもあり、切なくもありました。
・和樹さんがカテコのコメントを振られて、びっくりして顔を見合せた瞬間、ほんと可愛かった。

 

アルマン
・マイベストオブりょんりょん、近年の1位を獲得です。おめでとうございます。(殿堂入りはロベスピエール)
・私は1789のロベスピエールを見てりょんくんの演技大好きだ!!って思って、時折チケットを取っている民なんですが、ほんとにロベピに値するくらい刺さった役だった。
・りょんくんが現れると途端に作画がフランス映画になる。
・りょんくんの地の性格は無邪気なのに、大きな力によって生き方を間違ってしまう役の時の顔面が大好きなんです私。なんだかギラギラした役というか、不器用な意志を持ってしまった役が好きなのかもしれない。
・あと、りょんくんの演じ方がやっぱり好き。ロミジュリ2019の感想から引っ張って来た⬇️


「私りょんさんの相手の死を受け入れる時の演技が好きなんです。1789ロベスピエールの時もそうなんですけど、相手が死んだあとに一瞬間がある。直ぐに死んだ相手に駆け寄るのではなく、何が起こったかわからないって目を見開いて止まってる。そして徐々に理解して相手に歩み寄る。」


こんな感じで、心の機微を表現するのがすごく丁寧。今回は死を看取るシーンではなく、自身が死ぬシーンがあったわけだけど、その時も気持ちの変化が手に取るように解った。
撃たれたことの驚き→痛み→マタが歩み寄って来たことの喜び→安心感→意識が遠のき死
って感じで。
・マタと別れるシーンも死ぬシーンも心の痛さがほんとに感じ取れて、大好きですってなりました、、、

パイロット、実は「メゾンドパイロット」という、ゆるふわ漫画が好きだったことがあるので、思い出して少しウッとしました。(あれはWWⅠのお話でしたが)
・りょんくん、ずっとカテコでニコニコしていて、ほんとに楽しかったんだなって感じ取れたよ。可愛かった。

 

マタハリ、ほんとに何も知らない中見たのでダークホース演目すぎて驚いています。

楽しかった。

明日の組み合わせを見れないのが悔しいので、再再演か円盤ください、、、。
そして、りょんくん、また不器用な意志を持った役で出会いたいです。