くちびるに歌を

くちびるに歌を

散らぬ牡丹の一つでいい。君の胸を打て。

NACSについて

このご時世、外にも出られないし、なんか舞台見たいな、、、
あ、昔WOWOWでやってたTEAM NACSの一挙放送見るか〜

ポチッ


ハマった。


TEAM NACSばっかり見てた。5人で沢山の役をやる「スイッチプレイ」に見せられてしまったもので、、、
あと、皆様仲良しで、演技がバカ上手くて素敵でした。

いつも流行に乗り遅れるんですけど、マジでなぜ今ハマった?!?去年一昨年にハマれたらまだ見に行けたのに、、、心の底から後悔してる、、、(StarSの時も同じことを思った)

ハマってしまったものはしょうがないので、また地元に来てくれることを祈るぞ!!!

 

 

WARRIOR
・何も知らずにTEAM NACS見るかーって付けたのがこの円盤だったことに魂の共鳴を感じた髑髏城のオタク。
・髑髏城の七人は始まらないが、本能寺の変は始まってしまった。笑った。
徳川家康織田信長豊臣秀吉明智光秀柴田勝家という名だたるメンツ。だいたいみんな知ってる。
・そして、そうそうに殺される徳川家康。どうなるんだと思ったら、まさかの「影武者」が主人公、、、でも、本意ではなく、たまたま捉えられた絵師がそっくりだったからって信長様が命令して「影武者」になったんだよね、、、
・脚本が面白かった。意外な方向に進むことが多くてとても楽しめました。あと、私は知識不足だったのでwikiで調べまくったけど、日本史好きな人は楽しいと思う。


↓登場人物感想↓
徳川家康(影武者)
・可哀想なひとだなって。不本意に「影武者」になって。
・家康がめっちゃ逃げた話、某番組(戦国鍋)で予習済みだったから、助かりました。ありがとう、某番組。
・幸せになって、、、

 

織田信長
パワハラ上司!私の推したちは信長様のこと好きだけど、私はお前のこと嫌い!!!(なぜなら、髑髏城の七人と煉獄に笑うでクソデカ感情を持っているから)って精神でいたら、最後に背後から刺された。
・この森蘭丸がいない世界で誰からも愛されなかった人。色んな人から「情」は貰えたかもしれないけど。濃姫からも「情」は貰えたけどあれは「愛」じゃないもんね。
・ずっと寂しそうだった。
・いっぱい言いたいことはあるんですが、濃姫に悪い人じゃないって言われた時に、少し照れくさそうに笑った顔を見て推しキャラ確定しました。この信長様、推し。
・まあ、私は途中まで見てたなつぞらで、気弱で優しいお父さん役だった戸次さんのイメージを信長様が打ち破って来た時点でギャップ萌えで即死だったんですけど。
・舞が綺麗でした。

 

豊臣秀吉
・あーあーあーあーネタバレになるんですけど、とりあえず絶許でした(褒めてる)悪い顔が良く似合うね。

 

明智光秀

大泉洋さんを3枚目だと思っていた私。謝罪します。明智光秀めっちゃ2枚目だね?????雨降らせる以外ふざけるシーンなくない????
・とことん可哀想。とことん切ない。パワハラ上司信長様の元でよく頑張ったね。
濃姫ちゃんと、、、幸せになって、、、
・殺陣がめっちゃ綺麗でした。

 

柴田勝家
・この方がだいたいNACSの演出と脚本書いていらっしゃるのかしら、、、天才???
・勝家自身は、永遠にボケ続ける役なので楽しませてもらいました。1番笑ったのは「じゃらん」。
・死に方は弁慶。

 


LOOSER

・漠然と生きる目標が見えない若者の主人公。謎の男から時間を戻す薬をもらってなんと幕末へ。そこは新撰組の屋敷で自分は山南という男になっていた、、、から始まる物語。
・脚本が天才すぎてめちゃくちゃ震えた。
・5人であらゆる役をこなすシステム凄いな、、、めっちゃ引き込まれた、、、でもこれ役者さんたちめちゃくちゃ大変でしょ、、、
・小さい箱、5人しかいない舞台だけどめちゃくちゃ楽しんだし、「舞台の力!!!」って感じがした。凄い。
・正直日本史詳しくない(世界史選択)ので、めちゃくちゃ頭良くなった気分。
・一番好きなキャラは沖田くん。彼はすごく「純真」なんだよ、、、
・脚本天才やな、、、って思ってたら、2019年に違うメンバーで再演してたんですね、、、お疲れ様です、、、この物語を語り継いでくれ、、、

 

COMPOSER

・作曲家なミュージカルオタクー!!!TLのオタクー!!!モーツァルトサリエリベートーヴェンシューベルトって言葉に喜ぶオタクー!!!見てくれー!!!!!!!!
・脚本の天才さが輝いていた。wiki見ながら必死に見てたんだけど、史実からめまくってて楽しすぎた。
・泣く。めっちゃ泣く。
・再演して、、、てか、再演するでしょ絶対。
・とりあえずミューオタに見てほしい。ストプレだけど、ミューオタに見てほしい。

 

ベートーヴェン
・これはベートーヴェンの父としての成長物語でしょ、、、
大泉洋さん無限に演技が上手い。
ベートーヴェンは「努力の人」、モーツァルトは「才能の人」なんだよね。
・第九の演奏の演出が大好きだった。めっちゃ感動した。大泉洋さん指揮も上手いね。

 

カール
・演技が化け物。同じ場面で母と子を一人二役やってたのを見た時震えた。
・親が名声を持った人だと、子供が苦労する話。あ、ハリポタ呪いの子で習った、、、
・可哀想な子。でも縛られて生きるんじゃなくて自由に生きる方が向いていたんだろうな。
・どうかどこかでトランペットを吹き続けていて欲しいな。


フランツ・シューベルト
・必殺オタク殺し
・眼鏡。影がある。音楽家だけど認められないというコンプレックスがある。唯一モーツァルトが見える。カールと親友だけど内心利用してるだけ。実母がとある人に殺された。
ほら、オタク殺しでしょ?
・あと、色々あって親友カールに銃を向けます。その中は母の形見。ほら、オタク殺しでしょ?
・カールの実父とカールの親友が同じ顔なのあまりに地獄。
・幸せになれたのかな。なれたらてたらいいな。

 

サリエリ
モーツァルト死んでからもそこそこでかい感情を持っているのがさあ、、、ねえ、、、
・「お控えなすって」でウケた。

モーツァルト(亡霊)
ゆるキャラ(違います)死神のような、亡霊のような。音楽家全員に同じ絶望を味あわわせたかったんだね。
・なんだかんだで良い人だった(?)からよかったかな。
・M!が好きだと死にますね、、、ベートーヴェン親子の様子がモーツァルトに重なるのでね、、。

 

 

HONOR
・HONOR見てたんだけど、脚本が神過ぎたのとあと、音楽、音楽誰でした???めっちゃ神だったんだけど、、、(語彙力)
ジブリみたいな壮大な音楽大好き、、、
・架空の村ってなんか身近に感じて、話が心に来たな、、、(祖父の家が出前届かないくらいド田舎)
・あと、ディアエヴァンハンセン見て以来、「木」を見ると涙が止まらなくなるので、、、(どうした?)
・てか、太鼓!!!太鼓!!!!!神か???
私小学校のとき太鼓クラブだったんだけど、太鼓って難しいんだよ???ナックスの皆さんめっちゃ上手くてびっくりした、、、
・オーロラ、、、
・こんなに、、、「祈り」のような、、、「贖罪」のような物語、、、嫌いなはずないじゃないですか!!!大好き!!!

 


悪童
・この作品を見ながら、あ、私、TEAM NACSにハマったんだなって自覚した。
・めーーーーーっちゃ楽しかった!!!!意味がわかると「面白い」話じゃん!!!!!
・伏線回収が見事。
・少し前情報を仕入れていて、「めっちゃ笑える話」って聞いてたんだけど、途中がどシリアス過ぎて宇宙猫顔になった。
・ただそのどシリアスも全部回収してくれるんだな〜!!!めーーーーーっちゃスッキリした。
チームナックスへの信頼が上がった。
・Q地元に来てたのになぜ行かなかったんだろう?
A受験期
・仲良し感が伝わって良かっためっちゃ良かった
トニー賞主演男優賞ぉぉぉぉ
・上げて下げて下げて下げて底辺まで下げられて、最高値に上げられた気分。めっちゃすっきりしたし、安心したし、良かったね(涙)
・加害者意識ってある意味重荷だよね。とん平がちょっとおバカさんで、みんなのことが好きだったから、そのみんなの「加害者意識」は許された。救われた。でも、現実はそうはいかないんだよなってふと思う。
・てか、演出がスタイリッシュでめっちゃ好き。
・各役に意外性があって楽しめました。もう途中から当て書きに見えた。
・西くんにみんながハグするところで涙腺死んだ。

 

下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。
・擬似兄弟って設定が美味しい。
・兄弟全員キャラが濃い(笑)
・舞台装置が面白すぎた。2階の床落ちるし、バーチャルな森崎さんが出てくるし笑
・歌うっま、、、
・安田さん1番可哀想。雨に濡れた子犬みたいだった。あと、ほんとに撃たれたかと思って一瞬泣いた。
・戸次さんやっぱり好きです。
・戸次さんと音尾さんと森崎さんの女性役がガチ。
・歌うっま、、、
・めっちゃ笑ってほろりと泣ける話で最高だった。
・家族っていいな。兄弟っていいな(一人っ子だから羨ましい)
・等身大の家族の話。だからこそじわじわ伝わるものがある。
・nacsの役者さん、全員泣き顔が素敵ですよね、、、(問題発言)


PARAMUSHIR
・戦争物ってだいたい結末が読めるのであ〜〜〜〜(号泣)っ感じで見てました。
・登場人物がそれぞれに傷つき、それぞれに重い重い気持ちを持っていたので悲しかったですね。
・それでもつかの間の過去を語り合う時間はとっても幸せそうで、輝いていたな。
・nacsさんの楽しいシーンとシリアスシーンの切り替わりが絶妙で、シリアスシーンの地獄味が増してた。
・桜庭の「確かにそこで生きていた」って言葉がずっしり来たんですよね。そう、彼らはそこで死んだんじゃなくて「生きていた」。
・私は希望なんてない状況下で叶わない約束を交わすのシーンが大好きなんだよなあ。みんなで生きて酒を飲もう、カレーを食べようって。その状況には希望なんてないはずなのに、その「約束」には希望が宿るのが好き、、、
(「また桜の国で」という小説が素敵なので読んでください、、、)
・最後、一面に花が咲き乱れてたので泣きました。(dearevenhansen以降植物に弱い)あの花はチングルマっていうんだね。花言葉は「可憐」
・劇中で「もしかしたら5人で役者やってるかもな」って発言で一瞬nacsの空気感になったのが現実に引き戻されてかなりエモかったです。
・ふるさと、島の歌、チャップリンの曲って音楽が沢山使われていたのが印象的だった。歌は祈りであり、活力であり、思い出です。
・なんで死んだんですか、、、ほんとに、、、
・こんだけ書いてますが、私は、実は、戦争物は苦手なのであまり見ない。物語を見てる間にコンテンツとしてエンタメとして消費するにはあまりに重すぎる、、、って気持ちになるから。推しが出てるor教養として知らなきゃなって気持ちに駆られたときだけ見るようにしてるんです。だけど、paramushirは胸に刻んだよ。忘れないよ。


演出が好きなのはwarrior、脚本が神なのはlooser、音楽が神すぎて心に来たのはhonor、話的にどストライクだったのがcomposer、NACSにハマったと自覚したのは悪童。笑って泣けたのは下荒井、心に刻んだのはparamushir。
1位は選べん。

 

NACSさんの存在は実は知ってて、公演のレポとかをちょくちょく読んでました。ただハマるとは思わなかったな〜。だって、王手ジャンルだから!!ミュージカルと新感線っていう沼に既にいる私がハマったら財布が大変なことになる!!!
って思ってwarrior見たらこのザマです(笑)
だって、ユニットに弱いからしょうがないよね!!!(StarSが好きなことからも分かるように)5人で作る劇にもう「仲良しさ」が垣間見えてダメだった。そしてみなさん演技がバカ上手い。ハマるわな。
あと私は牛タン県出身なので、北海道がそこそこ近く親近感があります!!!

 

、、、ハマってしまったことはしょうがないので、節約をします。


いつも私、自分の機嫌をとるために沼を増やしちゃうんですよ、、、自分が落ち込んだ所に趣味を積み上げて積み上げて積み上げて、、、そうして自分が出来ているので、それがさがなので、しょうがないですね。

 

どうか早く世が安泰になって、NACSを生で見させてくれ!!!