くちびるに歌を

くちびるに歌を

散らぬ牡丹の一つでいい。君の胸を打て。

スリル・ミーについて〜初見〜

念願叶って初めてスリルミーを見れました!!!!!!!!!!!!
まずは各ペアの感想を一言で

 

松山 青春に振り落とされるな!!!!!!!!!!!!
成福 怖...(その他全ての語彙力の消失)
にろまり 愛という名の病

 

↓以下は忘れないうちに高速で書いた感想↓

 

私の感情
彼を自分のモノにしたい。ただどこまで打算的だったのかは不明。キャストによって変わって見えた。例えば田代彼は「地獄まで一緒に行こうね」って感じだけど、成河私は1から10まで全部福士彼を騙しているようにも思えてならない。松岡私は若気の至りか。

 

彼の感情
山崎彼は若い少年ならではのある意味「痛い」部分が垣間見えてしまい、頭を抱えた(褒めてる)ニーチェを読んで、アイデンティティが揺らいでいたり、自己承認欲求が満たされない中で、「同一視」しようとしたんじゃないんでしょうか。あと、大嫌いな弟の代わりに子どもを殺すのは「代償」かな。専門外だから詳しくは知りません。山崎彼が一番リアルで一番怖かった。
福士彼は元から高飛車な性格で、成河私もそれを受け入れつつ愛を育んでた感じする。新納彼は優しかった、、、(優しかった)

 

物語そのもの
19歳って多分1番危うい時期な気がする。大人のフリをしたい少年の時期。それを舞台で表現するってマジで凄いですよね、、、、、、
ちなみに全ペア初見でしたが、登場時の時の私、全ペアとも「誰?!??!??!??」ってなりました。いや、役者ってほんとすごい。一瞬で時空飛び越えるじゃん、、、、
好きな演出は、電話の所かな〜めっちゃタイミングバッチリで驚きました。
好きな歌は99年です。神様に喧嘩売る曲とか世界が終わっても愛は消えないよって曲とか、壮大なミュージカルナンバーが大好きなんですよね、、、。99年だれかコンサートで歌ってくれ。
あと、冒頭の歌も好きなんですけど、題名誰か教えてください。

 

99年
好きすぎるので、気が済むまで話す。
まず、99年って、生きてる間いっぱいと、死ぬまでもカウントするんじゃないですか??あと、99年ってもしかしたら「私」にとって永遠の隠喩だったりしないでしょうか、、、
ついでに「私」の話。そんは私の自白の姿が本当に昔の私のことを懐かしんでいるようで、だからこそすごく恐ろしかったです。99年を誓い合った仲なのに私は彼に先立たれて命を投げ出さなかったのか。史実に沿って描かれているのもあるかと思いますが、もしかして私はある地点で彼を「過去」に出来たのかなって感じました。それは別に気持ちがなくなったとかじゃなくて、思い出に蓋をした感覚です。蓋をしてしまえば綺麗なまま思い出を持っておけますもんね。
あと、私が生きた意味で一番しっくりきたのが、「写真の彼に会いたかったから」って解釈。

 

まとめ

選ばれたのは成福でした

実は彼らの行為から逆算すると彼らにどうしても同情できない側の人間なんですが、だからこそやばいもの対決な成福ペアが良かったのかなって。すごく俯瞰的に見れたので。あと、鳥髑髏城を見た時も思ってたんだけど、私は分からね〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ってキャラがだいたいタイプだし、演技で殴って欲しいんですよね。


でも、全部面白かったから、再演されたら全部見ます。
あと、99年が、まじで、好き、