議題:推しはハッピーエンドを選び取れるか
また刀ステを見て気が狂ったので、↓の第2弾です。
突然ですが、私はある世界でバッドエンドでも現実世界でハッピーエンドになる物語が大好きです。ある世界とは前世だったり、パラレルワールドだったり、夢(？？？)だったりします。
あと、だいたいバッドエンドの世界線では推しは死にます。
推しの死に様と生き様を見れるという1粒で2度美味しいという、狂ったオタクのような理由もありますが、1番は「ハッピーエンドのありがたみが増す」というものが大きいです。私はひとつの世界線以外全部バッドエンドでもいいんです。(これを昔友人言ったら引かれた)
ハッピーエンドの世界が一つだけ輝いていればそれでいい。推しまたは推しカプがそれを選び取れれば。
運命への逆襲だと思うんです。ハッピーエンドを選び取れた世界線って。無数にあるバッドエンドの中で、最悪の世界の束の中で、唯一の世界を選び取れたってめちゃくちゃ運命に喧嘩売ってるじゃないですか。大好き。
ここまで書いて、めちゃくちゃ分岐ゲーム向いてそうなんですけど、一つだけ違う点があって。推しはそのバッドエンドの世界に自覚的であって欲しいんです。私は「前世の記憶持ち」というキャラが大好きなんですが、それと似たような感じです。こぼれ落ちていったバッドエンドを知っていて、経験していて、その上でハッピーエンドを選びとって欲しい。ずっと諦めてたり、焦ってたりした推し。ハピエンを選びとれた喜びで推しは泣くし、私も泣く。
最悪の展開から這い上がるカタルシスもある。
いいですよね。
※以外ネタバレ注意です※
※語彙力もありません※
文豪ストレイドッグス 太宰治
映画館の特典小説で本編のパラレルワールドを書いてしまった文スト。
前書いたので概要はサラッと。
BEAST(パラレルワールド)→織田作之助が生きている世界を守るため、太宰治が犠牲になる。ただし、織田作之助は太宰治が親友だった時の記憶はない。
ちなみに太宰治曰く、「織田作之助が生きて小説を書いている世界」はどうやらBEASTだけらしいです。え？？？このふたりが同時に生きて幸せに暮らしている世界線ってもしかして、、、ない？？？
ハッピーエンドってなんですか？推しが大切な親友のために死ねた世界はハッピーエンドですか？？？(自問自答)
最初の説明を覆しますが、バッドエンドの世界線のパラレルワールドがハッピーエンドとは限りませんよね(？？？)
ちなみに、BEAST、織田作之助以外キャラ設定が違います。怖すぎて泣いた。刀ステ虚伝初演再演の反転に通じるものがありますね、、、
ハリーポッター セブルス・スネイプ
こちらも前話したのでサラッと。
本編→最終回、ハリーポッターのみに真実を知られて死ぬ。悪役ムーブをしていたスネイプ先生でしたが、全てはハリーポッターの母、リリーのために行っていたこと。過去のシーンがほんとに辛い。スネイプ先生の守護霊は牝鹿なんですが、これ、リリーを思うあまりにリリーと同じ守護霊になってしまったらしいです。
呪いの子(パラレルワールド)→あることがきっかけで、ハリーポッターが死に、ヴォルデモートが世界を支配してしまった時間軸。スネイプ先生は表向きはヴォルデモートに従ってますが、実は反乱軍を組織していたり、、、あと、こちらでもリリーのことが大好きだし、主人公庇って死にます(死にます)
セブルス・スネイプは実はアナグラムで並び替えると「エヴァンズの騎士」になるのは義務教育で教えてもいいと思う。
神と共に カンニム
(推しはヘウォンメクです)
韓国映画ちゃんと見たの初めてだったのに、地獄めぐりの話で私の精神も地獄を巡った。
やばいのは2章。地獄の使者たちの過去の物語。(地獄の使者とは死神みたいなもの。元は人間。)1章で人間くさくて可愛い使者トリオのやり取りを見せておいてこれはあまりにも酷い。
3人のやり取りが軽快で大好きなんですが、
実は前世では殺す殺し合う関係でした。なんなのサバンナなの？？？？？
一章(現世)→ 使者のメンバー。表情筋が死んでる弁護士リーダーのおじ様(カンニム)と常にテンション高めの護衛担当お兄ちゃん(ヘウォンメク)と可愛い可愛い18歳の弁護士見習い少女(ドクチュン)。死者を無事に地獄の裁判を通過させ、転生させることが彼らの任務。
二章(前世)→カンニムはある国の王子。ヘウォンメクはある民族の生き残りの義弟。ドクチュンはカンニム、ヘウォンメクと敵対する民族の子供。リーダーは義理の弟であるへウォンメクを殺してしまうし、ドクチュンはヘウォンメクの仇を打ってリーダー刺すし、リーダーもドクチュン殺すし、最悪のトライアングルが繰り広げられます。
そして、リーダーだけは前世の記憶を罰として覚えていました。これわかったとき1番最悪な気分になった。どんな気持ちで前世で殺した2人とゆるふわトークしてたんだよ、、、そりゃ表情筋も死ぬよ、、、。
前世のことを現世で2人は許してくれたので、このまま幸せに暮らしてくださいお願いします。
と、言いたいところですが、3章.4章の制作が決定してる模様、、、怖いよ、、、
MIU404 志摩一未、伊吹藍
もう、、、、もういいよ、、、、、お前たちの勝ちだよ、、、、、、、、、
最強のバディ。最強の最終回。
バッドトリップ(夢？)→仲間割れ薬漬け銃殺闇堕ちというバディもののバッドエンド全てをつぎ込んだ最終回。地上波で流してはいけない劇薬。記憶が吹き飛んだ。しかし、これは薬の影響のバッドトリップだったと分かります。
本編→最後の時計が逆回転して、ピタゴラスイッチが逆回りして、志摩さんの「止めたいよな」ってナレーションが流れる。滾りすぎて、ずっと泣いてた。勝ちだよ。運命に勝ったんだよ404は、、、、
色々あって悪を逮捕できます。2020年にも404は生きています(噛みしめながら)
野木さんは視聴者の思いを誘導するのがめちゃくちゃ上手いと思う。あそこでどれほどの人がハピエンを願ったか。そして、バッドエンドを塗り替えることが出来た時、どれほどの人が安堵したか。
バットトリップは悪夢のようなものだから、正確にはパラレルワールドとかではないと思うけど、彼らが最悪になった世界線もあればいいと私は密かに思ってる。DC版の志摩さんの追加箇所泣き笑いがもう無理だし、シナリオブックに「存在しない時間」ってト書があって絶命した。やっぱりパラレルワールドなんじゃないですか？？？？？？
MIU404大好きで大好きで堪らないので、早く続編ください。
刀ステ 三日月宗近
祈りながら舞台を見るの久しぶりだよ！！！！
舞台は好きだけど、2.5は見ないかな〜ってしていた私を自粛期間に廃人にさせた沼。刀ステ悲伝を見た後に3日間体調を崩しました。
誰も！！！そこまで地獄を見せろとは！！！！頼んでいない！！！！！！！！！！！！！！
刀ステの悲しみは、ちゃんと悲伝が「バッドエンドの世界線」なのか、分からないところです。つまり、「ハッピーエンドの世界線」があるか確約されていない。
悲伝(パラレルワールド)→ずっとずっと始まりから終わりまで円環をめぐり続けていた三日月宗近。政府に目をつけられ、解体されてしまいます。全てを知ったあとに戦いを挑む山姥切国広。普通ルートでは負ける。三日月宗近は解体。また始まりに戻る。
悲伝千秋楽(最新の時間軸)→千穐楽だけ勝つ。「今度はもっと強くなる」と約束し、三日月宗近は解体。
この三日月宗近と山姥切国広のシーンあまりに悲しすぎて白い三日月宗近の残像しか記憶に残っていない。あと、山姥切国広の慟哭。
〇伝(おそらく本編)→いつかあるかもしれない、ある世界。
お願いします、、、、、、ハッピーエンドをください、、、、、
私、刀ステを山姥切国広が主人公だと思っている節があります。山姥切国広が成長するための物語。だから、きっと三日月宗近を取り返せると。信じています。
末満さんの脚本の好きなところは、ちゃんと喪失の後を書いてくれるところです。悲伝→慈伝の流れが堪らなく好きです。喪失の前後に日常は続いていて欲しいので。
だから、无伝！！！！！！ちゃんと責任取れよ！！！！！！！！！！！！！今私の脳内には哀しく美しい三日月宗近の残像しかないけど！！！！！！よろしく！！！！！！！
はい、こんな感じです。
パラレルワールドや前世が最悪になることで、より今の世界が輝いていますね。世界に深みが増して素晴らしいです。
結論:推し！！！！！！
バッドエンドを噛み締めつつ、
ハッピーエンドを
選びとれ！！！！！！！！
追記
最近ハマった音楽ジャンルヨルシカ、mesemoaも共にストーリーがあり、前世がバッドエンドの物語でした。もしかしてこの手の話、私が引き寄せてます、、、？？
