愛と哀しみのシャーロック・ホームズ(wowow)について

突然ですが、私、春休みにイギリスに短期留学するんですよ。3分の1はハリーポッターのため、3分の1はミュージカルのため、そして、もう3分の1はシャーロックホームズのためです(違います語学留学です)

私、シャーロックホームズ大好きなんですよ！！！！！！！！！(シャーロキアンと名乗れるほどじゃないけど)

一番好きな話は、緋色の研究！！3人ガリデブ！！！空き家の冒険！！！！
初めて読んだのは小学生のときで、コナンがきっかけだったな〜今でも大好きです。

そのシャーロックホームズの若き日を三谷幸喜さんが描くなんて絶対面白いはず！かっきー主演だし！チケット取ろ！って思ってはいたのですが、残念ながら予定が合わず、生で見ることは叶いませんでした。

WOWOW、、、ありがたや、、、

以下感想！

・The spare って題名の時点で神がかってる。
世界中で知られている唯一無二のシャーロックホームズが、まだスペアだと言われていた時代。まだ青かった時代。

・WOWOWで「江戸は燃えているか」を見たときも見終わった後に、暖かい気持ちになったなあ。笑うと同時にほんの少しシリアスなことを突きつけられる三谷幸喜さんの舞台、もっと見てみたいと思った！！！多分私、三谷幸喜さんの舞台と相性いい、、、

↓シャーロックホームズとワトソンの話しかしてない↓

・かっきー演じてくれてありがとう、これ以上推し増やせないんだけどなあ、、、、

・ワトスンに行かないでって駆け寄るし、泣きそうになるし、ほんとにワトスンのこと大好きなんだね。それをなだめるワトソンンンン

・行動がほんと子犬。ワトソンの持ち物とって走り回るところとか。かわいい。

・推理していると周りが見えなくなるところとか、動き回ったり、歩き回ったりする所が、ほんと、そうなんだよ。シャーロックホームズそのものなんだよ(語彙力)原作とそっくりだ。かっきーありがとう。

・兄に対する劣等感も、ほんと私の解釈と一致したんだよな。シャーロックは兄に敵わないと思ってる。本当は手が届いているのに。
一方、兄は無意識にシャーロックに囚われてる。兄は弟だけが馬をもらったという事実ををずっと覚えている。

・由緒なさげに、雨に濡れた子犬のように椅子の上にうずくまっているシャーロック、、、、、、、、むり、、、、、、

・トランプのシーン、演出が最高すぎて、、、長ゼリフ、そしてシャーロックが手を叩いたり、指を弾いたりする度に減っていくトランプ。かっこいい、、、

・私やっぱりミステリが好きなので謎解きにワクワクするんですよね。4つも事件があってめっちゃ楽しかったな。

・いや、このまま終わるとは思ってなかったんですよ。ワトソンが薬の瓶をもらったときから嫌な予感はしてたよｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ

・毒の入った薬の瓶、シャーロックが苦々しそうに、八つ当たりでもするかのように、暖炉に投げ入れたのが、、、ほんと、、、

・「何人たりとも僕を騙すことは出来ないんだよ？」ってセリフすごくグサクザきたんだよな。このセリフ、かっきーは何故か少し哀しそうに言ったんだよ。
ワトソンに騙されそうになった。自分を残して、自分を証人にして、自殺されそうになった。その事実に対しての哀しみと、
どんな事実も暴いてしまうっていう探偵の宿命への哀しみを感じた、、、かっきー何かを抱えている天才が上手いよやっぱり。

・このワトソンの自殺を止めるシーン、私には優しい呪いに見えたんだよ。ワトソンはシャーロックを欺けない。ワトソンはずっとシャーロックと一緒にいることが宿命。みたいな。そんな呪い。とっても優しい呪い。

・ラスト、シャーロックとワトソンが緋色の研究に関する事件を解決しに出かけるシーン、本当に私の知ってるシャーロックホームズだ、、、って泣いてしまった。かっきーが衣装似合いすぎた、、、顔がよかった、、、

本当に見たかったから、テレビだとしても見れたの幸せだったな。

私、 シャーロックホームズの解釈は結構許容範囲は広いけど(マンガ「憂国のモリアーティ」のホームズさんとかもかっこよくて好き)理想像があって。
そこだけは譲れないんです。
推理している時は人間みがないとか言われてるけど、兄への劣等感とかワトソンへの信頼とか、彼も人間なんだなって部分が溢れだしてくるそんなホームズが好きなんです。

かっきーはまさにビンゴだった。

そして、シャーロックとワトソンの関係。私めちゃくちゃ「バディ」とか「相棒」とかの関係が大好きなんですが、まるで父と子のような新しい関係を提示してくれて、めちゃくちゃ楽しかった！！2人は絶対いい相棒になるよ。
続編ほんとにやって欲しいな。

相乗効果で、フランケン、見る前からかっきー回を増やしたくなりました(増やせない)